【劇場留学】『モモ』と時間の旅の記録 その14 稽古10

更新日:2025.3/27(木)

 2025年3月末、ミヒャエル・エンデ「モモ」を公募出演者&プロの劇場スタッフと共に創作・上演する「劇場留学〜『モモ』と時間の旅〜」。<旅の記録>14回目は、稽古場での最後の稽古の模様をご紹介!

留学日 2025年3月19日(水)18:00〜22:00、20日(木・祝)10:00〜18:00
※子どもの稽古は21:00まで
参加者 ・<劇場留学生>公募出演者
・川口智子(演出家/「劇場留学〜『モモ』と時間の旅〜」脚本・演出・美術)
・木原浩太(振付家・ダンサー/「劇場留学〜『モモ』と時間の旅〜」振付・出演)
・李 そじん(俳優/「劇場留学〜『モモ』と時間の旅〜」出演)※20日(木・祝)のみ
・埜本幸良(俳優/「劇場留学〜『モモ』と時間の旅〜」出演)※20日(木・祝)のみ
・市民ホール事業係 スタッフ
レポート 3/19(水):中野優人(市民ホール事業係)
3/20(木・祝):森田百合花(市民ホール事業係)

3月19日(水)

 平日夜の稽古が続きます。
 この日の前半も、木原(浩太)さんとダンスの確認する時間に当てました。
 その後はシーンごとの調整になります。小道具の使い方、見せ方、お客さんに見られることを意識した稽古です。

3月20日(木・祝)

 劇場入り前の最後の稽古です。
 今回は1日に2回公演があることも踏まえて、初めて2回通し稽古を行いました。しかも2回目は衣裳付き通し稽古です。
 連日の稽古や準備で、皆さん疲れもたまっていますが、これで、お稽古場での稽古は終了です!
 明日からは、いよいよ劇場仕込みがはじまります。
 

楽屋ばなし⑩

今回からは昨年度の【楽屋ばなし】に引き続き、26名の公募出演者の自己紹介と共に、稽古が終わる毎に2~3名にお聞きした感想をピックアップしてご紹介していきます!

楽屋ばなし<10回目>

鈴木美華さん

 いつも人形で遊ぶときに、劇みたいなことをやっているから、今回も参加しました。
 前回の「劇場留学」(2023年8月の「劇場留学〜お芝居をつくる7日間〜」)と比べて、今回は台詞を言ったりするのが楽しいです。
 『モモ』では、子どもたちが船で遊んでるシーンが好きです。なので、お客さんにはその場面を特に注目して観てほしいです!

公募出演者 鈴木美華(すずき・みか)

 好きな色は黒です。
 好きな事は、空想の世界の中で遊ぶのが大好きです。
 ピアノも大好きで、4月の発表会に向けて『モモ』の練習と一緒に頑張っています。
撮影:ムービー&フォトスタジオ Every Moment

楽屋ばなし<10回目>

生駒香帆さん

 前に『回転木馬』に出させてもらったときに、やっぱり自分は舞台に出たい! と思って、そういう気持ちを持たせてくださった、(川口)智子さんと木原(浩太)さんの舞台があると知ったのがきっかけです。通うのにも遠いし、小田原市民じゃないからダメかもと思ったけど、チャンスがあったら! と思ったのと、もう一回、自分は舞台をやりたいかどうかを確認したい、そして2人の指導も受けたくてオーディション受けました。
 『回転木馬』より出る場面も多いし、自分たちで色々やってみるときも、自分の想像力や演技力のなさを感じます(笑)
でも、他の出演者の方がお芝居以外のことでも声をかけてくれたりと暖かくて、まちのお話をつくるということにもつながるし、日を追うごとに楽しくできてるなと思います。
 ダンスが好きで、ダンスを踊りたいと思って参加したので、ダンスを観てほしいです!
あとは、いいキャラの人たちがたくさんいて、まちの人たちが生きているなって思うので、楽しんで観てもらえたら嬉しいです。

※『回転木馬』=リチャード・ロジャース、オスカー・ハマースタイン2世による1945年につくられた名作ミュージカル。2023年11月に四日市市で市民参加型で上演された際には、演出を川口智子、振付を木原浩太が担当した。くわしくは四日市市文化会館のプレスリリースをご覧ください。

公募出演者 生駒香帆(いこま・かほ)

 私は普段薬剤師をしていますが、踊ることが大好きで、クラシックバレエやジャズダンスを習っています。ミュージカル等の舞台に憧れがあり、最近は習い事の発表会の他に、外部の舞台にも挑戦しています。2023年に上演された『回転木馬』で川口智子さんや木原浩太さんのご指導を受けて、さらに舞台が好きになり、またお二人が作られる舞台に参加したいと思っていたので、願いが叶いとても幸せです。
 観に来てくださる方々に舞台の魅やが伝わるように、自分が成長できるように、頑張ります!
撮影:ムービー&フォトスタジオ Every Moment

\ WEB・窓口予約受付中 /


「劇場留学〜『モモ』と時間の旅〜」
◆モモ
[開催日時]2025年3月28日(土)19:00★、29日(土)13:00/17:00、30日(日)13:00
[会場]小田原三の丸ホール 小ホール
[脚本・演出・美術]川口智子(演出家)
[振付・出演]木原浩太(ダンサー・振付家)
[出演]公募出演者 26名、李そじん(俳優)、埜本幸良(俳優)

◆稽古期間
本読み  2024年11月
プレ稽古 2024年12月〜1月
稽古 2025年2月〜3月

公演詳細ページ


✏︎ 2023年「劇場留学〜お芝居をつくる7日間〜」留学の記録はこちら! 
「劇場留学〜お芝居をつくる7日間〜」ガイド役の映画監督・北川未来さんによる映像と、演劇事業のサポートスタッフの経験もあり斎藤明仁さん(大学院生)によるテキストによる記録です!
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