【研修レポート】「ぬけがら」「リトル・ガーデン」の2日間 2/2

2023.8/17(木)

 2023年7月26日(水)に小ホールで開催した「三の丸ホールの夏休み〜海の向こうのふしぎな世界〜『ぬけがら』『リトル・ガーデン』」に向けて、前日より、研修のためにホールを訪れていた奥津芽衣さんに、公演の模様などをレポートしていただきました!

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レポート 奥津芽衣(箱根町立箱根の森小学校 教諭 )
撮影 ムービー&フォトスタジオ Every Moment(*を除く)
研修日 2023年7月25日(火)、26日(水)
7/26(水)研修内容 ・大ホール内 見学
・連携企画の紹介ポスター掲示
・リハーサル 見学
・観光交流センター「ひかるどろだんご作り」見学
・アンケート、チラシ準備
・レセプショニストの方々の手伝い
・本番観劇
・出演者の方やビジュアル制作アーティストの方との交流
・ホワイエ、楽屋の片付け
・アンケート確認

レポート執筆:奥津芽衣(研修スタッフ)

小田原で生まれ育ち、小学校の教員になりました。小田原の小学校で4年間勤めた後、現在、箱根町立箱根の森小学校で1〜6年生の音楽の専科として勤務しています。今年度、教員5年目になり、研修の一環として、小田原三の丸ホールで7月25、26日の2日間、異業種を体験する社会体験をさせていただきました。
三の丸ホールの夏休み「〜海の向こうのふしぎな世界〜『ぬけがら』『リトル・ガーデン』」
[開催日]2023年7月26日(水)14:00開演(13:30ロビー開場)
[会場]小ホール

公演詳細ページ


 

公演について

開場時に、ご来場のお子様にお声掛けする奥津さん *

 この研修の中で、とても楽しみにしていたことの一つが「ぬけがら」「リトル・ガーデン」の観劇です。どちらの作品も言葉は少なく、演者の方の思いを表現した姿から感じ取る作品でした。今回、子供向けの夏休み企画ということもあり、子供たちが多く観劇していたので、どんな反応をするのかもとても楽しみでした。
 子供たちは二つの作品から感じたことをその場で言葉に出したり、ときには怖がったり一緒に笑ったり、声や動きを真似してみたりと、反応は様々でした。その様々な反応が会場を一つにし、みんなで作品を作り上げているように感じました。
 言葉がなくても、想像力を掻き立てる存在があれば、それは子供たちにとって魅力的なものになり、夢中になって見て考えることに繋がるのだとあらためて実感しました。

入場時の一コマ

開演を待つお客様

終演時に賑わうホワイエ

ぬけがら

ぬけがら

終演後、出演者と公演ビジュアル制作担当者の交流の模様

リトル・ガーデン

リトル・ガーデン

楽屋エリアのサインブースにて

2日間を通して

プレゼントの袋詰めをお手伝い

 「もっといろいろなことを知りたい、やってみたい。」それが2日間を終えての一番の思いです。音楽や芸術と関わりのある仕事を体験したいという思いから、小田原三の丸ホールで研修をさせていただきました。様々な仕事に関わらせていただく中で、学ぶことは多く、とても中身の濃い充実した2日間となりました。
 

「ひかるどろだんご作り」ワークショップ見学時

 今回の経験を通して、教員としての私ができることは、些細なことかもしれませんが、まずは子供たちと音楽はもちろん、様々な芸術作品に触れる中で、その魅力や楽しさを知る機会をつくり続けることだと思いました。そこから自分の地域、自分の周りに目を向けられる子供を育てていくことで、今後、地域の芸術・文化を発展、継承していく未来の子供たちに繋がっていくのではないかと思いました。

終演後、出演者やスタッフほぼ全員での集合写真!

 ご多用の中、快く社会体験研修を受け入れ、貴重な経験をさせてくださった三の丸ホールのスタッフ皆様、2つのカンパニーのアーティストの方々、この2日間で関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

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