スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団 小田原公演

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スラブの至宝! 東ヨーロッパの名門、伝統の響き!
東欧随一の名門であり、今なお民族的な響きを色濃く残す稀有なオーケストラ「スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団」の小田原公演が決定!
幾度となく共演を重ねるロシアの名匠ダニエル・ライスキンと共に、濃密なロマンを歌い上げます。

日時 2026年7月3日(金)
19:00開演(18:15 開場) 
会場 大ホール
料金 【全席指定】
S席:9,000円
A席:7,000円
B席:5,000円
チケット販売 2025年12月14日(日)10:00~ 発売開始
<WEBサイト>(24時間受付・予約開始初日は10:00〜)
三の丸ホールWEBチケット(窓口でのチケット受け取りは三の丸ホール窓口となります。)
チケットぴあ【コード:313-636】
<窓口>
・三の丸ホール窓口(10:00~20:00/第1•3月曜休 ※祝日の場合翌平日休)
・ハルネ小田原街かど案内所(10:00~19:00 休/ハルネ小田原の営業に準ずる)
・南足柄市文化会館(9:00~17:00 休/月曜祝日を除く)
出演 ダニエル・ライスキン(指揮)
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団(管弦楽)
曲目 シューベルト:交響曲第7番 ロ短調D.759「未完成」
スメタナ:交響詩「我が祖国」より“モルダウ”
ドヴォルジャーク:交響曲第9番 ホ短調op.95「新世界より」
年齢制限 未就学児入場不可
主催 / 問い合わせ先 コンサートイマジン
03-3235-3777(月・祝を除く10-18時)
共催 小田原三の丸ホール
後援 FMおだわら87.9MHz
駐日スロヴァキア共和国大使館
日本チェコ協会/日本スロバキア協会

2025年12月14日(日)10:00~チケット発売開始!

ダニエル・ライスキン Daniel Raiskin/指揮 Conductor

高名な音楽学者の息子としてサンクトペテルブルクで育つ。6歳から音楽学校に通い、その後当地の音楽院に進んでヴァイオリン、ヴィオラと指揮を学んだ。
名教師レヴ・サヴィッチとの出会いに触発されて本格的に指揮を始め、更にマリス・ヤンソンス、ネーメ・ヤルヴィ、ミラン・ホーヴァート、ヴォルデマール・ネルソン、ヨルマ・パヌラといった錚々たる名匠たちの教えを受けた。20歳の時にソヴィエトを離れ、アムステルダムとフライブルクで引き続き研鑽を積んだライスキンは、優れたヴィオラ奏者として活躍したが、やがて、徐々に活動の中心を指揮に移し、若い世代の中でも目立って器用な指揮者として認知されるようになった。ライスキンは幅広いレパートリーを物にしているが、クラシック音楽の主流のはるか彼方を見通す非常によく練られたプログラムを組むことでも知られる。
2005年から16年までコブレンツのライン・フィルハーモニー州立管の首席指揮者を務め、08年から15年までポーランドのアルトゥール・ルービンシュタイン・フィルハーモニー管の首席指揮者を務めた。現在はテネリフェ交響楽団及びベオグラード・フィルの首席客演指揮者などを務める。
これまでに、ロシア国立響、モスクワ・フィル、マリンスキー劇場管、サンタ・チェチーリア国立管、ザルツブルク・モーツァルテウム管、ハノーファー北ドイツ放送フィル、デュッセルドルフ響、シュトゥットガルト・フィル、イエナ・フィル、リヨン国立管、ベルギー国立管、アテネ国立管、ラトヴィア国立響、エストニア国立響、マルメ響、アイスランド響、ブエノスアイレス・フィル、サンアントニオ響、香港シンフォニエッタなどと共演している。
日本においても、15年、びわ湖ジルベスターコンサートで大阪交響楽団と、また16年「ラ・フォル・ジュルネびわ湖2016」で日本センチュリー交響楽団と共演した。
また、オリ・ムストネン、ゲルハルト・オピッツ、ラン・ラン、イーヴォ・ポゴレリッチ、ワディム・レーピン、シュテファン・ブラダー、ミッシャ・マイスキー、五嶋みどり、ジュリアン・ラクリン、諏訪内晶子、アレクセイ・リュビモフ、スティーブン・オズボーン、マルティン・フロスト、ナターリア・グートマン、ジャニーヌ・ヤンセン、シュロモ・ミンツらのソリストと共演している。
CDのリリースも多く、中でも11年のブラームス交響曲全曲、同年のショスタコーヴィチ交響曲第4番、15年のマーラー交響曲第3番の録音は特に高い評価を得ている。


 
©Peter Brenkus

スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団 Slovak Philharmonic Orchestra/管弦楽

第2次世界大戦後の1949年、チェコスロヴァキア(当時)の東部スロヴァキア地方の首都で、オーストリアと国境を接するドナウ河畔の街、ブラティスラヴァに創立された、スロヴァキア最初の国立オーケストラ。
初代首席指揮者は、チェコの伝説的な名指揮者ヴァーツラフ・ターリヒ。このオーケストラの設立に尽力し、1949年の発足時から1952年まで首席指揮者を務め、1961年に亡くなるまでこのオーケストラへの指揮を重ね、短期間で第一級の水準に育成した。ターリヒの没した1961年からは、彼の愛弟子でブラティスラヴァ出身の名指揮者、ラディスラフ・スロヴァークが首席指揮者に就任し、1980年には初来日を果たしている。
その後、リボル・ペシュク、ウラディーミル・ヴェルビツキー、ビストリーク・レジュハ、アルド・チェッカートらへと引き継がれ、1991-2001年にはオンドレイ・レナルトが首席指揮者兼音楽監督を、2003-2004年にはルイジー・ビエロフラーヴェクが芸術監督を務め、2004年10月よりウラディーミル・ヴァーレクが首席指揮者に就任。同時にラスティスラフ・ストゥールとトマーシュ・ハヌスが指揮者に迎えられた。
これまでに、世界的な指揮者を多数招いており、C.アバド、S. チェリビダッケ、C.V.ドホナーニ、V. フェドセーエフ、M.ヤンソンス、N.ヤルヴィ、小林研一郎、F.ルイジ、S.Y.メニューイン、R.ムーティ、V.ノイマン、K.リヒター、K. ザンデルリンク、L. スラットキンなどが客演している。
「プラハの春」音楽祭、「プラハの秋」音楽祭(チェコ)、ブラティスラヴァ音楽祭(スロヴァキア)、ウィーン芸術週間、ウィーン・モデルン、リンツ・ブルックナー音楽祭(オーストリア)、ベルリン音楽祭(ドイツ)、フィレンツェ五月祭(イタリア)といった国際的に著名音楽祭への参加も多く、日本や全米、全欧への演奏旅行も頻繁に行っている。
レコーディングも多く、スプラフォン(チェコ)、オーパス(スロヴァキア)、ナクソス(香港)といったレーベルから多数のディスクをリリースしている。
チェコを代表するオーケストラがプラハのチェコ・フィルであれば、ブラティスラヴァのスロヴァキア・フィルは、それに匹敵するスロヴァキア共和国の中で最も重要なオーケストラである。1980年の初来日以来、卓越したアンサンブルと力強い演奏、民族的な色彩感で高い評価を得ており、日本でも多数のファンを獲得している。


 
 
 

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