ムノツィル・ブラス in 小田原三の丸ホール
「シュトラウス STRAU$$」

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爆笑と感動のブラス・エンターテイメントが小田原に初上陸!

オーストリア・ウィーンの居酒屋「ムノツィル・イン」で出会った7人の天才たちが生み出す、唯一無二のブラス・アンサンブル、ムノツィル・ブラスが小田原三の丸ホールに登場!

超一流の演奏テクニックと型破りのパフォーマンス、そして心に響く美しいハーモニーまで、彼らのステージはまさに予測不能なエンターテイメントの宝庫です。
クラシック、ジャズ、ポップス、自作の楽曲までを自由自在に操り、言葉の壁を越えて世界中の観客を魅了し続けています。

彼らの抱腹絶倒のコメディセンスと、息をのむような音楽性の融合をぜひお楽しみください!

日時 2025年11月22日(土)
14:00開演(13:00 開場) 
会場 大ホール
料金 一般 5,000円
18歳以下 1,000円※枚数限定
チケット販売 2025年8月31日(土)10:00~ 発売開始
<WEBサイト>(24時間受付・予約開始初日は10:00〜)
<窓口>
・三の丸ホール窓口(10:00~20:00/第1•3月曜休 ※祝日の場合翌平日休)
・ハルネ小田原街かど案内所(10:00~19:00 休/ハルネ小田原の営業に準ずる)
・南足柄市文化会館(9:00~17:00 休/月曜祝日を除く)
出演 ムノツィルブラス(金管アンサンブル)
曲目 生誕200年を迎えるヨハン・シュトラウス2世の曲を中心とした楽曲を予定
年齢制限 未就学児入場不可
主催 / 問い合わせ先
市民ホール文化事業実行委員会・小田原市
TEL:0465-20-4152(小田原三の丸ホール 9:00〜20:00)
制作 小田原三の丸ホール

2025年8月31日(土)10:00~チケット発売開始!

ムノツィル・ブラス

ウィーンの居酒屋「ムノツィル・イン」に集まったアーティストたちが、夜な夜な笑い、奏で、楽しんで生まれたブラス集団―――それが「ムノツィル・ブラス」
完成度の高いサウンドはもとより、万国共通のユーモア、そして型破りのパフォーマンスで、世界中の観客を魅了し続けている。1996年夜ツアーを開始し、現在の公演数は年間130回以上。
今年は大先輩であるヨハン・シュトラウスⅡ世の生誕200周年!150年前にウィーンをダンスホールに変えた大先生は(いまでもお小遣いをくれるから)演奏家はみんな尊敬している。
僕たちなりの愛とユーモアを込めて、シュトラウス先生、ありがとう!
©Maria Frodl

■メンバー紹介

トーマス・ガンシュ Thomas Gansch/トランペット

ムノツィル・ブラス創立メンバーのひとり。1993年の創立時、トーマスはたったの17歳でありながらその実力はウィーン国立歌劇場管弦楽団で演奏するほどの確かなもの。ところがトーマスはやがてジャズへとのめり込み、今ではオーストリア随一の万能トランペッターとなる。

ジャズ、クラシック、そしてその間にあるすべての音楽……この男はトランペットで何でも吹きこなす。ステージ上では動きっぱなし、ムノツィル・ブラスのショーのカギ、完璧なタイミングのコメディアンでもある。   

ムノツィル・ブラスのための作曲も多く、また自らのプロジェクトも手がけ、その活動は多岐にわたる。

ロベルト・ローター Robert Rother/トランペット

ドナウ川沿い、トーマスと同じメルクの生まれ。どうりでふたりとも幼い頃からポルカ、ワルツ、マーチに精通しているわけだ。このオーストリアの伝統音楽を熱く厳しくふたりに授けたのは著名な指揮者だったトーマスの父親。ムノツィル・ブラス初期の頃からレパートリーの要である。 ロベルトのお得意は、泣きのメロディ。彼が吹いている姿を想像するだけで誰もが涙ぐむほど感動的だ。あり得ないほどの美しさと、あり得ないほどのビブラートは、ロベルトのみがなせる技。トーマスとは相反し、ステージ上ではほとんど動かない。代わりに穏やかな落ち着きをステージにもたらす。

ローマン・リンドベルガー Roman Rindberger/トランペット

ローマンもまた、音楽一家の生まれ。早くから父親と二人の兄弟と共にオーストリア伝統の音楽を奏で、親しんできた。そんな民族音楽のイベントで、この家族はたびたびゲアハルトの家族と出くわすことになる。というのも、ゲアハルトが住んでいたのはごく近所の村だったから。 技巧的なパッセージを愛してやまないローマン。スイス製の時計のように極めて正確に精巧にこれらを処理する。しかもこれらのパッセージを論理的に解明する理論派でもある。だから、ブラス音楽についての知識を得たいと思う者がいたら、迷うことなくローマンに尋ねよう。 ステージ上でのローマンは、恋するラテン音楽担当。

レオンハルト・パウル Leonhard Paul/トロンボーン

ウィーン近郊メードリング出身。ほかのメンバーと違い、家族の中で唯一初めての音楽家となる。ただし叔父は画家で、ウィーンの立派な家には必ず彼の絵が飾ってあるほどの著名な存在。 最近、我々はレオンハルトのことが少し心配だ。なぜなら、彼は陰のある役にのめり込む傾向がだんだん強くなっているから。ほかのメンバーはカッコいいヒーロー役を争って演じたがるのに、レオンハルトだけはそんな争いには加わらない、進んで悪役を買って出るんだ。彼、大丈夫かな?

ゲアハルト・フュッスル Gerhard Füssl/トロンボーン

ローマン・リンドベルガー家とほとんど隣で生まれ育つ。おかげで、幼少の頃から父親と共にブラス音楽に大いに親しんで育つ。 メンバー内では一番の人気者。なぜかといえば、彼がグループの会計係。彼からギャラを渡してもらえるからね。そう、ゲアハルトは最も人徳が高い素晴らしい高貴な人物、彼のいうことは絶対、間違いない。みんなが彼を敬い、丁重に接し、彼も我々にとっても親切(ほとんどの場合にね)。

ゾルタン・キス Zoltan Kiss/トロンボーン

ひとつだけ確かなことは、ゾルタンはオースリアの伝統音楽にはまったく馴染みなく育ったこと。なぜなら彼はハンガリー、ブダペスト生まれだから。ポーランドへの道すがら、ゾルタンはウィーンに立寄り、我々に出会う。以来、クワドリンガル(四カ国語で吹く)トロンボーン奏者として大活躍。 メンバーのなかで流行っているゲームは、これでもか、という難しい楽譜をゾルタンに渡して、彼が吹けるかどうか試してみること。しかしゾルタンはいつでも必ず吹いてしまうんだ、しかもものすごく上手に!彼のテクニックには我々さえもたびたび呆然とさせられる。ゾルタンが吹けない楽譜を誰がいつ作曲できるか、われわれは(うちうちの)賭けをしてるんだ。

ヴィルフリート・ブランドシュテッター Wilfried Brandstötter/テューバ

ヴィルフリートの華麗なる音楽歴はリコーダーから始まった。やがて少年合唱団に加わり、更にはヴァイオリン、トランペットへの変遷を経て、ついにテューバを手にしてから心の平安を手に入れることとなる。スピードが早い、遅いなどということはヴィルフリートには関係ない。彼にとっての人生は、ゆったり流れる大河のごとく。ゆえに、彼が求めるのは、コンサートホールを満たすすべての人が、彼のテューバが醸し出す、低く心地よい振動をただ味わってくれること。ヴィルフリートにとっては、どうして多くの人がめまぐるしい高い音域のメロディに熱中するかなんて到底分からないことなのである。
 
 

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