Jazz-Bunraku 涅槃に行った猫
The Cat Who Went to Heaven

  • 大ホール
  • 伝統芸能

ブロードウェイ公演 日本初演!

【当日券】完売のため販売はございません。ご了承ください。

【第一部】「涅槃に行った猫」(英語上演・日本語字幕付き)
【第二部】「伽羅先代萩 政岡忠義の段」(英語字幕付き)

◎「涅槃に行った猫」上演後に林 美禰子(下中座座長)、ナンシー・ハーロウ、
 ウィル・ポメランツによるトークセッションを予定しています。
◎「伽羅先代萩 政岡忠義の段」上演後に人形解説・人形体験が行われます。
 ※新型コロナウイルス感染症拡大の影響による内容変更の可能性がございます。予めご了承ください。

日時 2022年3月6日(日)
13:30 開演(13:00 開場)
会場 大ホール
料金

【全席自由】

一般 2,500円

シニア(65歳以上)・学生 2,000円

小学生以下 1,000円
チケット販売
※3/1受付終了
・小田原三の丸ホール 窓口(第1・3月曜 休)・WEB(初日は10時〜、24時間対応)
・ハルネ小田原街かど案内所 窓口販売のみ※1/31(月)休館
出演・スタッフ
相模人形芝居 下中座
ナンシー・ハーロウ(脚本・作詞・作曲)
ウィル・ポメランツ(演出)
演目

<第一部>涅槃に行った猫(英語上演・日本語字幕付き)

<第二部>伽羅先代萩 政岡忠義の段(英語字幕付き)

主催 / 問い合わせ先 ジャズ文楽 涅槃に行った猫実行委員会 /
050-3629-1754(平日10~18時、日本語)
fukucat2021@gmail.com(English)
後援等 後援:神奈川県、神奈川県教育委員会、小田原市、小田原市教育委員会、アメリカ大使館、公益財団法人 全日本郷土芸能協会、神奈川新聞社、産経新聞社横浜総局、毎日新聞社 支局、読売新聞社 横浜支局、テレビ神奈川、FMヨコハマ、FMおだわら87.9MHz
特別協賛:神奈川トヨタ自動車株式会社
協賛:横浜銀行、株式会社華正樓、株式会社近澤レース店、株式会社横浜岡田屋、ホテルニューグランド、株式会社東華軒、天成園小田原駅別館、株式会社日吉回漕店
企画・制作:オフィスサンマリー
協力:相模人形芝居 下中座

あらすじ

【第一部】「涅槃に行った猫」
 原作:エリザベス・コースワーツ <1931年 ニューベリー文学賞受賞>
 貧しい絵師がいた。なけなしの金を渡して買い物にやったお手伝いは、食べ物の代わりに猫を連れて帰ってくる。初めは怒っていた絵師だが、その愛らしさに心をほぐし、「福」と名付けて可愛がる。ある日、絵師は寺の住職から「涅槃図」を描いてほしい、と頼まれる。やっと貧しさから抜け出せる、と喜んだのも束の間、「涅槃図」の中に猫はいなかったことに気づく。絵師のそばで仕事を見守る福。しかし猫が描き入れられる様子はない。
 悲しみ、日々痩せ衰えていく福を見て、絵師は猫の図の片隅に描いてやろうと決心する。それを見届け、福は安らかに息を引き取った。一方、涅槃図の中に猫を見つけた住職は怒り、「燃やしてしまおう」と絵を持ち帰る。台無しになったかに見えた絵師人生だが…ある「奇跡」によって報われる事になる。

【第二部】「伽羅先代萩 政岡忠義の段」
 作:松 貫四ほか 初演:天保5年(1785年)
 仙台伊達家では幼君 鶴喜代を暗殺し、お家乗っ取りの企みがある。乳母の政岡はその世話を自ら行う一方、息子の千松を毒味役として躾けていた。
 ある日将軍・頼朝の使者として栄御前が怪しい菓子折りを鶴喜代の元に持参する。栄御前は頼朝の家臣、梶原景時の妻である。将軍より賜った菓子をぜひ食べさせようと迫った時、千松が駆け出してそれを食べ散らかす。すぐに苦しむ千松。たくらみの露見するのを恐れ、悪臣の八汐は千松を刺し殺す。しかし、若君大事の政岡は、我が子の死に涙を見せない。
 この様子を見た栄御前は、政岡も仲間、きっと鶴喜代と千松を取り替えたのだと思い込み、悪人一味のたくらみを政岡に打ち明けて帰る。後に残った政岡は人目が無くなると母の心に返り、千松の亡骸に取りすがり、嘆き悲しむのだった。

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